プラセンタについて
プラセンタとは胎盤のことです。
胎盤は、まだ一人だちしていない胎児の各種臓器を代行する、万能の臓器です。
胎盤は胎児に栄養を運ぶだけではなく細胞分裂を促進させる役割を持つ「成長因子」が含まれています。
そのパワーを治療に利用するのがプラセンタ療法です。
製薬会社により無菌な人間の胎盤より精製される厚生労働省認可の医薬品で、副作用もほとんどありません。
プラセンタの効果
プラセンタはもともと肝機能障害や更年期障害の治療に利用されていましたが、その他にも、アンチエイジングや疲労回復などに効果が期待できます。
アンチエイジング
美白効果・肌のターンオーバーの正常化・コラーゲンの生成を促進しハリや潤いのある肌に
抗アレルギー作用
免疫システムを改善し花粉症などのアレルギーを抑えます。
血行促進作用
血行を改善し肩こりや冷え性などを軽減します。
更年期障害
ホルモンバランスを整え、生理痛や更年期障害を改善します。
肝機能を高める
肝機能が高まることで、体内の老廃物を除去する効果が期待できます。
費用について
注射は原則として、自費となります。
プラセンタ注射(1A) | 1,650円 |
プラセンタ注射(2A) | 2,200円 |
ビタミンセット | 2,200円 |
※注射のみの金額となります。
安全性について
副作用はほとんどないといえますが、他の医療行為と同じように全く副作用がないとは言えません。
わずかな副作用の例として、かゆみや倦怠感などを訴える方もいます。
プラセンタ注射は生物由来製品ですが、製造過程の高圧蒸気滅菌処理によって各種ウィルスが不活化され、B型肝炎、C型肝炎、エイズのウィルスが存在しない事は確認されています。
しかしながら、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は、現在の科学的検査ではスクリーニングや発症前診断が確立していないため、現在発見されていない未知のウィルスによる感染の危険は理論的には完全に排除することはできません。
そのため、平成18年、厚生労働省からは「ヒト胎盤由来医薬品の接種者は献血を控えるように」との通達が出されています。